はじめに
近年、ICT(Information and Communications Technology:情報通信技術)がどんどん進化しています。インターネット利用の増大とIoT(Internet of Things:モノのインターネット)の普及により、様々な人・モノ・組織がネットワークにつながることに伴い、ビッグデータの生成、収集、蓄積が進みつつあります。それらのデータはAI(Artificial Intelligence:人工知能)による分析を通じて、業務処理の効率化や予測精度の向上、最適なアドバイスの提供などに活用されることで、現実世界において新たな価値創造につなげることができます。最近このような動きは、デジタルトランスフォーメーション(DX:Digital Transformation)と呼ばれます。DXは、ビジネスのみならず日本が抱える高齢化や人口減少問題などの社会課題を解決するなど、様々な場面でイノベーションを創出することが期待されています。さらには、脱はんこやデジタル庁設置に向けた動きなど、政府によるIT化も加速しつつあります。このような背景を踏まえて、ICTの特性とビジネスや社会への実装方法を学び、イノベーションを起こして社会を変えていく準備を始めませんか?
ゼミの紹介
大学で学ぶ目標は学生ぞれぞれにあると思いますが、多くの学生にとって「社会で活躍する」が少なからずあると思います。高校までは、学んだことの習熟度で評価されてきました。つまり、知識をいかに自分のものとすることが求められてきたわけですね。
一方、大学は社会に出る前の最後の学びの場として、専門知識を習得するとともに、社会で求められる力を身に付ける場であると言えます。つまり知識と、社会で求められる力を両輪で習得していく必要があります。経済産業省は「社会人基礎力」として、「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」を挙げています。これらの力は、今後IT化や国際化が進んでいっても、社会では必ず必要となってきますし、就職活動の場においても問われていきます。特に企業の採用時においては、分かりやすく相手に伝えれるか、自分の言葉で話せるか、質問に対してしっかり回答できるかなどが問われます。これらの能力は準備や訓練をせずに、発揮できるものではありません。
このような背景から、本ゼミでは経営学に関する専門知識を習得するとともに、就職活動を乗り切り、社会で活躍してもらうために①プレゼンテーション力、②ディスカッション力、③コミュニケーション力を中心に強化していきます。進め方は与えられたテーマやケースを、学生グループに発表担当として割り当て、スライドを作成して、ゼミ内で報告をしてもらいます。その過程の中で、情報の整理、資料のまとめ方、発表方法、質疑応答のやり方などを習得していき、専門知識とともに社会で求められる力を付けていきます。最初、学生はこのようなやり方に苦手意識を感じるかもしれませんが、これらの能力は場数を踏めば必ず身に付いていきますので安心してください。よって、本ゼミを一言で表すと「少し大変だけど、実力が付く」ゼミだと言えます。
ただし、小難しいことばかりやっていくわけではなく、賑やかな雰囲気の中で定期的にイベントを企画しながら、ON/OFFのメリハリをつけた活動を実施しています。グループでの活動が多いので、学生同士の仲が良いのも特徴です。
ゼミで学べること
ICTは従来の枠組みや概念に変化をもたらし、世の中の仕組みやビジネスの方法を大きく変えるポテンシャルを秘めています。本ゼミでは最新のICT動向を踏まえて、経営とICTの関わりに注目をして、企業の経営戦略、マーケティング、ビジネスモデルなどを学んでいきます。
また指導教員の実務経験を生かして、実際の現場ではどのような判断が迫られ、どのような意思決定がなされるのかなど、経験談を交えて解説することで、書籍や資料から学ぶ知識をより深めていきます。
さらに、指導教員は就職活動を経験しており、複数の大手企業から内定を獲得しています。ゼミでは指導教員の経験を踏まえて、就職活動で必要となるスキルも同時に強化していきます。
ゼミでの学び方
ゼミでは答えが用意されている課題が提示されるわけではなく、他人と協業しながら答えがない課題に取り組んでもらいます。その中で、グループ・ディスカッションやプレゼンテーションを実践して、学生が主体的に学んでいきます。これらの取り組みはアクティブラーニングとも言われるもので、課題の発見・解決に向けた主体的・共同的で深い学びを身に付けるものです。
また共に学ぶ仲間たちと切磋琢磨して絆を深めながら、人間的にも成長していく事を目的としています。
